成田第3ターミナルは、LCC国内線、国際線発着ターミナルです。
第3ターミナルにラウンジはありませんが、成田空港にて国内線利用時に第2ターミナルのラウンジは使用できるのか気になりますよね。
そして、第3ターミナルでも「ぼてぢゅう」がプライオリティパスで利用できることになり話題になっています!
この記事では、筆者が成田空港第3ターミナル国内線(スプリングジャパン)を利用した際、プライオリティパスで
・第2ターミナルラウンジ IASS Executive Lounge 2
・ナインアワーズ(カプセルホテル)
・ぼてぢゅう屋台
以上3つの特典を1日で使い倒した体験談を紹介します。
結果、第3ターミナル国内線利用時でも以上の3つの施設を利用することができました。
- 成田国内線利用(スプリングジャパン 成田第3ターミナル)でラウンジとナインアワーズ利用可能
- 成田第3ターミナル国内線使用時にラウンジ使える?
- 第2T IASSラウンジは搭乗券なし、国内線LCC予約票で利用できる?(プライオリティパス)
- 第2ターミナルIASSラウンジ プライオリティパスで使ってみた
- ナインアワーズ成田 第3ターミナル国内線LCC利用時に使える?(プライオリティパス)
- ナインアワーズ成田 プライオリティパスで利用してみた体験談
- ナインアワーズプライオリティパス+国内線予約票利用体験談
- 第3ターミナルぼてぢゅう屋台は搭乗券必須
- 第3ターミナルぼてぢゅう 到着時(帰り)も利用できる?(プライオリティパス)
- 成田第3ターミナルLCC利用でラウンジ使える?プライオリティパスでナインアワーズ・ぼてぢゅうはしごしてみた体験談 まとめ
成田国内線利用(スプリングジャパン 成田第3ターミナル)でラウンジとナインアワーズ利用可能
第3ターミナル国内線利用でも、第1,2ターミナルの一般区域にあるラウンジとナインアワーズを利用することができます。その体験談を紹介する前に、筆者の状況を紹介しておきます。
・スプリングジャパン国内線利用(第3ターミナル)
・直接予約ではなく旅行会社のツアーで申し込み
・WEB発券ではなく、紙にQRコードや搭乗内容が印刷された予約票しか持っていない
・プライオリティパス所持
このような状況です。
さらに、スプリングジャパンのチェックインや発券は以下のようになっています。
- スプリングジャパン国内線は90分前にチェックイン開始
- カウンターに直接行かないとチェックインできない(オンラインチェックイン不可)
このような状況で、第2ターミナルラウンジやナインアワーズ(カプセルホテル)を利用できるのか不安でしたが、すべて利用可能でした。
どのような状況だったのか、利用方法等を紹介します。
成田第3ターミナル国内線使用時にラウンジ使える?
成田空港国内線利用時にも、成田空港の一般区域にあるラウンジが利用できます。
スプリングジャパン、ジェットスター国内線利用時にもラウンジ利用が可能です。
しかし成田第3ターミナルにラウンジはありません。一番近いのが第2ターミナルのIASSラウンジ(IASS Executive Lounge 2)になります。
第3ターミナル出発の国内線の場合は、第2ターミナルまで移動する必要がありますが、第2ターミナルのIASSラウンジは一般区域にあるため第3ターミナル国内線利用時にも利用できます。
第2~第3ターミナルまでの移動時間はバスで約5分、徒歩10分前後かかりますので時間に余裕をもって利用したいですね。
電車で成田空港第2ターミナルに到着した場合は、第2ターミナルのIASSラウンジを利用してから第3ターミナルに移動するといいですね。
第2T IASSラウンジは搭乗券なし、国内線LCC予約票で利用できる?(プライオリティパス)
出典:IASSラウンジ
成田空港第3ターミナルで国内線LCC利用時にも、プライオリティパスや対象ゴールドカードでIASSラウンジの利用は可能です。しかし通常は当日の搭乗券とプライオリティパス、対象ゴールド以上のカードの提示が条件になります。
しかし、筆者が利用するスプリングジャパンのチェックインは出発の90分前~になります。出発時刻の90分前にならないと搭乗券を発行してもらえません。
さらにオンラインチェックインができないので、第3ターミナルでしかチェックインできません。
搭乗券を発券してから第2ターミナルラウンジに往復移動すると、移動時間がかかりすぎて、ほとんどラウンジで過ごす時間がなく、かえって疲れそうです…。
出発90分前なら待ち時間がそこまでないので、第3ターミナル内で待っていたほうがいいですよね。
しかし早めに空港についてしまいましたし、ラウンジも初めての利用なので行ってみたかったんです。
IASSラウンジの公式サイトには、以下のように明記してあります。
対象のカードとご利用当日の航空券または便名の分かる情報をご提示いただくだけでご利用になれます。
IASSラウンジ公式
便名の分かる情報でもOKとのこと。
IASSラウンジは航空券ではなく、当日出発することがわかる予約票でも利用が可能です。
実際「プライオリティパス」+「チェックインQRコードと便名、氏名が記載された予約票(紙)」を見せるとラウンジを利用できました。
チェックイン前、搭乗券なしでも当日の航空券を予約したことがわかるものがあれば大丈夫です。
第3ターミナルにもフードコートや、自由に座れる椅子やテーブルが多数あるので座って待つことは可能です。(混雑時以外)
しかし、プライオリティパスやゴールドカード以上のクレジットカードをお持ちで出発まで数時間ある場合は、第2ターミナルに移動してラウンジでゆっくり過ごすのもありですね。
第2ターミナルIASSラウンジ プライオリティパスで使ってみた
ラウンジ受付でプライオリティパスと、当日の航空券の「予約確認書」を提示するとすぐラウンジを利用することができました。
搭乗券なしでも利用できてよかったです。
第2ターミナルIASSラウンジは、はっきり言って豪華さはあまりありません。ちょっと寂しい感じですね…。海外のゴージャスなラウンジと比較するとイマイチです。
しかし仕切られたソファがたくさんあり、待ち時間をゆったり過ごすには十分です。
ドリンクはファミレスのドリンクバーみたいな感じです。
アルコールが1杯無料です。ラウンジの受付で缶ビール1本とコップ1個もらえます。
食べ物はありませんでした。
小さい袋のおつまみがあるとの情報がありますが、なぜかその時はなかったのでドリンクのみの利用でした。
しかしコーヒーを飲みながら、静かにゆったりと過ごすことができました。
日曜日の午前中に行きましたが、利用者は10人ほどで空いていました。とてもくつろぐことができました。
電源や、パソコン作業ができる机もありますので仕事や作業にも便利です。
成田空港の国際線出発カウンター周辺は、ほとんど外国人でしたね。円安の影響もあり、残念ながらまだまだ日本人が気軽に海外に行ける状況ではなさそうですね。
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2
(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ 2)場所成田国際空港第2旅客ターミナル
本館4階(一般区域)
営業時間7時~21時(年中無休)
ナインアワーズ成田 第3ターミナル国内線LCC利用時に使える?(プライオリティパス)
ナインアワーズ成田空港は、第3ターミナル国内線LCC利用時にも使えます。ただし出発時のみで到着時には利用できません。
これは国際線利用時も同様です。
受付でタオルや部屋着、歯ブラシ、スリッパなどが入ったバッグを受け取りました。プライオリティパスでも通常の利用時と同じ扱いになるようですね。
9時~18時の間、最大5時間まで無料で利用できます。 宿泊の場合は店頭料金より3,400円引きで利用可能です。
シャワーも使えます。
清掃が入って音がするかもしれないからと、耳栓までいただきました。
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ナインアワーズ成田 プライオリティパスで利用してみた体験談
ナインアワーズ成田空港の受付で、国内線予約票+プライオリティパスを提示するとチェックイン完了です。
搭乗券なしでナインアワーズが無料利用できました。
成田空港ナインアワーズは第2ターミナル地下にあります。
先ほどもお伝えしましたが、スプリングジャパン国内線は90分前にならないとチェックインができません。さらにオンラインチェックインができないので、チェックインするために第3ターミナルに行く必要があります。
T3で90分前に搭乗券を発券してT2に移動し、ナインアワーズを利用→T3に戻るのは無理です。利用する意味がないですよね…。
筆者は出発まで3時間以上あったので、2時間ちょっと仮眠したいのと、搭乗券なしでも利用できるのか知りたいということもありナインアワーズに行ってみました。
事前にメールで、搭乗券なし、予約票でも利用できるか問い合わせたところ1週間たっても返信がないまま当日を迎えました。
航空券なしでは利用できないとあきらめていました。
しかし、ラウンジでXのナインアワーズ公式アカウントを見たところ同じ質問をしている方がいらっしゃり、搭乗券なし、国内線予約票でも利用可能との情報を得ました。
実際プライオリティパス+国内線航空券予約票(紙)でも利用できました!オンラインチェクイン画面でもOKです。
搭乗券がなくても大丈夫だったのでよかったです!
*利用条件は変更することがあります。
ナインアワーズプライオリティパス+国内線予約票利用体験談
ナインアワーズは成田空港地下1F にあります。出発フロアからだと結構歩きます。時間に余裕を持って移動されることをおすすめします。
表示が出ているのでその通りに進めば大丈夫です。(といいつつ、インフォメーションで2回も聞きました。方向音痴+聞いたほうが早いので…)
日曜日の午前中に行ったところ、清掃中でカウンターに誰もいなかったのでベルを鳴らしました。
すぐにスタッフさんがいらっしゃり、丁寧に説明してくれます。
プライオリティパスと航空券の予約票を見せると受付完了です。
大体何時間の利用か聞かれます。
無料で利用できるのは何時までか教えてくれるので、追加料金を払わず無料で利用するならその時間までにチェックアウトします。
筆者は2時間くらいしかないので、もう少しゆっくりしたかったです。
アラーム禁止かと思いましたが、昼間だからかカプセル内でアラームを使用してもOKでした。音が鳴るものはNGと思っていたのでよかったです。
寝過ごして、搭乗時刻に間に合わないなんてことになったら大変ですからね。
着替え→シャワー→カプセルで仮眠とゆっくりでき、出発前のシャワーでさっぱりできて大満足です!
余談ですが、ボディソープがとてもいい香りで使用感が良く気に入りました。
ドライヤーはパナソニックの普通のドライヤーです。
カプセルは最初一人だけでとても静かでした。
日曜日の午前中で、中で二人にしか会いませんでした。今は昼間空いているみたいですね。
カプセルで仮眠&スマホ充電しました。
チェックアウトはカウンターで、受付時に受け取った袋とカギを返すだけで完了です。
ナインアワーズ成田空港アクセスや口コミはこちら
第3ターミナルぼてぢゅう屋台は搭乗券必須
大阪道頓堀セット 3,400円→0円(プライオリティパス)
ドリンク選択可
次は第3ターミナルに移動し、フードコート内のぼてぢゅう屋台でランチです。
プライオリティパスでは、大阪道頓堀セット3,400円が無料になります。かなりお得感ありです!
第三ターミナルのぼてぢゅうは、メニューはコレ1つで選べません。
ドリンクはソフトドリンク数種類、アルコール数種類から選べます。
もちろん、LCC国内線利用時にも使えますが、ぼてぢゅう屋台は予約票では利用できませんので注意です。
利用条件は、当日の搭乗券(航空券)+プライオリティパスの提示です。
スプリングジャパンは90分前から搭乗券が発行されます。搭乗券を発行してからぼてぢゅうの利用が可能になります。
これはおのださんのYouTube動画でも紹介されていましたね。
スプリングジャパン利用時にぼてぢゅうで飲食するなら、搭乗90分前になったらすぐチェックインを済ませ、搭乗券を持ってぼてぢゅうに直行するといいですよ。
出発30分前から搭乗開始なので、1時間以内に食べないと間に合いません。結構いそがしいですね。
フードコートは、日曜14時ころでしたがかなり席が埋まって混雑していました。
ぼてぢゅう屋台は持ち帰りもOKですが、機内でお好み焼きを食べるのはなかなか勇気が必要です。ニオイも気になります。
実際スプリングジャパン機内で食事をしている方は見かけませんでした。
フードコート内で食べてから、荷物検査に移動しました。塩バターどら焼きは食べきれなかったので持ち帰りました。
かなりボリュームがあるのでお腹を空かせていかれたほうがいいかもしれません。
第3ターミナルぼてぢゅう 到着時(帰り)も利用できる?(プライオリティパス)
帰り(到着時)にもプライオリティパスでぼてぢゅうを利用できます。夜10時ラストオーダーですので気を付けてください。
到着時に時間があればぼてぢゅうで食事を済ませてから帰ることもできます。
筆者は夜遅い便で、一刻も早く帰りたかったので到着時は利用しませんでした。
時間があればテイクアウトしたかったです。
ぼてぢゅう屋台(成田空港第3ターミナルフードコート)
営業時間:午前5時30分~午後10時30分
ラストオーダー:毎日午後10時
プライオリティパスは、楽天プレミアムカードに申し込むと無料発行できます。一番安くお得に発行できます。
筆者もこの方法で保持しています。
成田第3ターミナルLCC利用でラウンジ使える?プライオリティパスでナインアワーズ・ぼてぢゅうはしごしてみた体験談 まとめ
第3ターミナル国内線LCC(スプリングジャパン)利用時に
- ぼてぢゅう
- ナインアワーズ
- IASSラウンジ
以上3か所を利用できるのか検証した体験談を紹介しました。3か所回るのは正直少し慌ただしかったですが、一度やってみたかったので良い経験になりました。
今後第3ターミナル国内線利用時に、ラウンジやナインアワーズ成田を利用される方の参考になりましたら幸いです。
空港が好きな方や、早くつきすぎてしまった時にラウンジやナインアワーズは大変重宝します。
ナインアワーズ成田空港は予約ができない、到着時利用不可の2点がデメリットですが、出発前の昼間5時間無料で利用できるのはとてもありがたいです。
筆者は旅行が楽しみすぎて前の夜あまり寝れなかったので、ナインアワーズで昼寝できてよかったです。
おかげで現地でめいっぱい楽しむことができました。
旅だけではなく、旅立つ前にも充実した楽しい時間を過ごし、英気を養えてよかったです。
プライオリティパスは直接申し込むより、楽天プレミアムカード申し込み後に申請すると無料で取得できます。
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